愛宕山古墳 atagoyama |
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【形状:前方後円墳/主軸長:53m/主軸方位:---/後円部経:30m 高さ3.4m/前方部幅:41.5m 高さ:3.3m/築造:6世紀前半】
さきたま古墳群大型古墳の中ではもっとも小さい。他の古墳と同様に周囲には長方形の二重の堀がめぐらされている。遺物は、円筒埴輪・形象埴輪(人物・太刀・盾・蓋とう)の破片が出土した。
かつて墳丘上に「愛宕神社」が祀られていた。 |
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瓦塚古墳 kawarazuka |
【形状:前方後円墳/主軸長:67m/主軸方位:---/後円部経:30.7m 高さ4.9m/前方部幅:41m 高さ:4.7m /築造:6世紀前半−中頃】 |
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長方形の堀が二重にめぐらされており、砂利をしいてあるところが堀にあたる。
墳丘西側の前方部のくびれ部に寄った部分には埋葬儀式を行ったと見られる「造出」(写真左中)がある。この周辺からは須恵器がたくさん出土した。
また、外堀には1ヶ所掘り残し通路になっている部分がある。
明治時代に職人が多く住んでいたのが名の由来。 |
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鉄砲山古墳 teppoyama |
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【形状:前方後円墳/主軸長:112m/主軸方位:---/後円部経:56m 高さ99m
/前方部幅:73m 高さ:9.8m/築造:6世紀後半】
古墳群の中では3番目に大きい。
二重掘が確認され、造出のような出っ張った部分がある。円形埴輪や須恵器の破片が確認された。
江戸時代には古墳のある一帯が忍藩の砲術練習場になっていた。 |
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奥の山古墳 okunoyama |
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【形状:前方後円墳/主軸長:66.5m/主軸方位:---/後円部経:37m 高さ6.1m/前方部幅:57.5m 高さ:6.5m /築造:6世紀中ごろ】
他の古墳と違い釣鐘形の一重掘で、後円部西側に出島状の造出がある。
男子・武人・馬形埴輪や円筒埴輪が出土した。 |
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中の山古墳 nakanoyama |
【形状:前方後円墳/主軸長:79m/主軸方位:---/後円部経:39m 高さ4.41m/前方部幅:405m 高さ:5.5m/築造:7世紀】 |
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「須恵質埴輪つぼ」といい、堅く灰色に焼け、口がラッパのように開いた形で、底には丸い大きな穴が空けられた珍しい出土品があり、九州北部ではよくみられるものだが、関東ではここだけだという。
≒30km離れた末野遺跡(同県・寄居町)で須恵質埴輪つぼを焼いたと思われる須恵器の窯跡が発見されている。
中の山古墳はこの古墳群の中ではもっとも遅い時期に造られた。 |
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浅間塚古墳 sengenduka |
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【形状:円墳/主軸長:50m/主軸方位:---/直径:50m 高さ---/築造:---】
前玉神社と浅間神社が祀られる。 |
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戸場口山古墳 tobaguchiyama |
【形状:方墳/主軸長:40m(一辺)/主軸方位:---/高さ---/築造:7世紀前半】
現在墳丘は失われており、かつて石棺が発見されたといわれる。
※写真はなし |
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